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DTP by Yuko Fukuma
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 以前、このコーナーで「知らなきゃまずい専門用語」というのをやりました。その時はあえて書籍の名称などの専門用語にはふれなかったのですが(範囲をある程度限定しないとキリがなくなってしまうのと、私自信あまり経験がなかったので)ここ最近書籍の仕事が増えてきて、いざ始めてみると「あれ?ここって何って呼ぶんだっけ?」と忘れてしまっている事が多く、これはまずいと自分自信の確認の意味でも、もう一度「知らなきゃまずい専門用語--書籍編」というのをやっていきたいと思います。
  今回はより分かりやすくする為に「Art Arc Book」という架空の書籍をもとに説明していきます。

sample

「知らなきゃまずい専門用語--書籍編(前半)」

 さて、それではこの「Art Arc Book」を開いて各名称を確認していきましょう。

capture
1)花ぎれ
 中身の背部分の上下両端につける布。もともとは本を丈夫にする為につけるものらしいが、飾りの役目もある。ソフトカバーの場合はついてない物が多い。
2)のど
 本の綴じ目側(注:天=のどではない。この図の場合10の小口と対象となる部分)
3)カバー
 表紙の保護が本来の役目だが、書店にならぶ時に本の顔となる重要な部分。特殊な加工したものや特色を使ったものなどデザインに工夫されているものが多い。
4)そで(カバーのそで)
 表紙を包むための折り返し部分。表紙の紙の圧さを考え、折りも計算して長さを考えたほうが良い。
5)帯び
 販促の目的で表紙に巻くもので、カバー同様本の顔となる事が多い。最近では帯びをかなり太くしてデザインの一部として見せているものなども多い。どのように見せるか、これもデザイナーの腕の見せ所。
6)見返し
 表紙と中身をつなぐ役目があり、半分に折った紙の片側を表紙の裏に糊付けされる。普段何気なく本を開いているが、この紙質や色も全体のイメージにあうよう計算されて選ばれている。また、ソフトカバーの場合はつけない事もある。
7)しおり
 普段は背の裏に糊付けされている。見本帳のような物があり、いろいろな色が選べる。
8)地
 本をたてた時、下にくる部分(この図の場合12の天と対象になる部分)
9)扉
 本のタイトルを入れたり、章の始まりを表すページ。本をめくっていくとここで改めて一息つけますよね。
10)小口
 のどと対象になる部分で本の外側にあたる
   
 

 

 次回は続きをやります。この機会にしっかり名称を覚えましょう!

 

writer:Yuko Fukuma
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