Flash術
2. マウスの衝突判定
最後の仕上げに入る。先ほど作成したカテゴリをコントロールするムービークリップをメインのタイムラインに配置し、「onClipEvent」で「hitTest」を組み込む。ここで「hitTest」内に判定対象を設定する。今回は、カテゴリをコントロールするムービークリップにマウスオーバーした場合を判定対象にするため、マウスの位置を設定する。
次に、衝突が確定した場合のアクションを設定し、カテゴリをコントロールするムービークリップを、マウスオーバー用のフレームへ移動させる。これで、各メニューボタンにトゥイーンを設定したインスタンス「navon」が再生される。
あとは、衝突判定が解除された場合のアクションを設定する。これは、インスタンス「navon」をマウスアウトの状態までストップさせずに、メニューの動きを連続的にするためだ。これで完成した。
capture02

メインのタイムラインに配置したカテゴリをコントロールするムービークリップとそれに設定したアクション
制作が終わったらプレビューもしくはパブリッシュを行って確認をしてみよう。今回制作した作品は、マウスオーバー時とマウスアウト時でムービークリップの大きさ(領域)が変わっている。このようにムービークリップを入れ子にし、サイズの違うモノを用意した場合、「hitTest」を設定したムービークリップ内にあるものが判定対象となる。
VOL.5 [ Worm Type Navigation : 癖のある動きをもったナビゲーション(ver.1) ] 終わり