Flash術
2.アクションの変更

 今度は、メインのタイムラインに移り、記述してあるフレーアクションを変更する。ここでは、サークルが拡大しきったときのサイズを300から500へ変更した。各コンテンツがきちんと表示されて、なおかつノーマル状態へ戻すための、シンボルが配置されていないホワイトスペースが作れる大きさを考慮しよう。

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300から500へ変更した

3.マスク用シンボルの変更

 上記までで、ちゃんと機能するはずだが、ノーマル状態での表示を気にしてみる。サークル内でタイトルが顔を出して、さらりとコンテンツのアピールをするようにしてみた。(2)の拡大したサイズと併せて、マスクの位置を変更してみよう。

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インスタンス「mask1」の位置を変更
(以下、サムネールをクリックすると拡大表示 )

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▲インスタンス「mask2」の位置を変更 ▲インスタンス「mask3」の位置を変更
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▲インスタンス「mask4」の位置を変更 ▲インスタンス「mask5」の位置を変更
 今回までの作品は、展開前後のサイズとマスク位置が重要に思う。使いやすさを考えると、ノーマル状態はある程度の大きさが必要だが、接近していると狙っていないコンテンツが開いてしまったりと、バランスが難しい。今回のようなロールオーバーではなく、クリックイベントのタイミングを変えながら、コンテンツに合った展開方法にしてもらえればいいと思う。
VOL.54 [MASK MOTION : マスクをコントロールする(4)] 終わり