2. 時間置き換え 白黒グレーが動く下地が出来上がったら、新たにコンポジションを起こして、白黒グレーのコンポジションを一つのレイヤーとしてそこに放り込もう。その上に素材映像を配置※図１してから、その素材に対してメニューのエフェクトから「時間置き換え」エフェクトをアクティブにする。そしてエフェクト制御ウィンドウ内の「時間置き換えレイヤー」をさっき作った白黒グレーコンポジションのレイヤーに設定する※図2。それだけで「白黒」の黒い部分にあたる映像が少し遅れて再生されているのが分かるだろう※図3。 【上から図1、図2、図3】白黒のコントラストをグラデーションにしてもまた違ったものになる 3. 素材の加工 では最期にもとの素材の色合いを加工しよう。これを初めではなくあえて最期にやるのは、「時間置き換え」エフェクトの前に行った、色の変更などのエフェクトは「時間置き換え」を設定した時点で全て無効になってしまうため。ちなみにここでは色自体は直接タッチせずに、コントラストを強くすることで全体的に引き締まった映像にしている。これで完成。 コントラストを強くすると風景もはっきりするので、 アンビエントが綺麗で澄んだ空気になる After Effects 応用機能（4）時間置き換え　終わり [ ←BACK ]