vjの映像
映画やプロモーションビデオ、番組のオープニングなど、日常目にするプロの映像。そんな目を見張る映像を自分でも作ってみたいな、と思ったら早速家のPCでやってみよう。
そこで作った映像は、インターネット、クラブ、巨大街頭ビジョン、家のビデオなど流すメディアに欠くことはなく、未来は広がるばかりだろう。そしてたまにはネタにつまって、行き詰まったりもするだろう。そんな時には散歩に行くか、ここを読もう。
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CycloneやVision Questといった巨大クラブイベントやCartier, NIKE, SonyなどのショウでもプレイするプロのVJ。
Chilled LoungeといったコアなパーティではDrum'n'BassのDJも努める。


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 -- まえがき --
今ジェフミルズのイベント@麻布Lunersで4週連続のVJをやっている。1週目はゲストが田中フミヤ氏だったのだが、バキバキのテクノは久しぶりで楽しかった。ちなみにこの連載は金曜更新なので、「今日」が2週目の日。来週も金曜にやって、再来週26日(土)は渋谷WOMBでケンイシイ氏のライブ@Cyclone。そしてその次が31日(木)にまたジェフでこれがラストだが、それのゲストもなんとケンイシイ氏。尚10月のインビオンリーは13日がスウェーデン大使館、29日が朝日新聞、そしてあけて11月1日が東京国際映画祭パーティ@渋谷BOXX。そんなスケジュールです。質問などはrensai@artarc.netwww.mook1.comにね。
After Effects 応用機能 (2) 映像のスピード変更 その2
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※画像をクリックすると、ムービーが再生されます。
基礎が終わった。 この時点でキーフレームの概念など、ある程度のことは分かっている、という前提で連載を進めていくので「はぁ?」という個所がある人はバックナンバーをチェックするか個別に質問メールを送りましょう。
ということで今週からはガンガンネタを作って・・といきたい所なのだが、まだAfter Effectsを使うにあたって知っておいた方が良い機能はいくつもある。ただそれらを全てやる訳にもいかないので、何回かに渡ってそれらの応用機能を幾つか紹介していきたい。
1. 画質の向上
先週の続きなので、初めての人はバックナンバーをまずチェック。
タイムレイアウト上の、レイヤー名やエフェクト情報と、実際の時間軸のあるバーとの間に色々不思議なマークのあるセクションがある。ここではその中の「M」のマークと「/」のマークをいじる。
始めのMは「モーションブラー」の略である。これをチェックすると動きのあるものに多少の残像が残るようになる。
次のものはラスタライズ。これでデータはより滑らかな表示になる。テキストエフェクトなどには必須項目だが、画像や映像は少しぼかしがかかった感じになるので、データの様子で使い分けよう。どちらもレンダリングする際に時間的な負担がかかるのでそれも考慮して。更にシネマっぽい雰囲気にする為に画面スケールも少し変更。




試しにレンダリングする際などはチェックを外した方が効率は良いだろう
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