Flash術
2. 各パーツの関係性
今回は、一つのイメージの中にバラバラに動いているオブジェクトが数個存在することになる。さらに、表示される大小のイメージ間で同期がとられていなければならない。よって、元となるシンボルを一つ用意し、それを大小の共通イメージに使用する。今回は、オーサリングの段階で、細かな調整作業が出てきて拡大縮小を繰り返すものになりそうなので、全体が認識できるサイズをオリジナルイメージに反映した。まずは基準になるサイズを決めるのが、最初の作業だ。これがややこしいという方は、ズーム用、ナビゲーション用どちらかを基準に制作を進めてもらっても構わない。

拡大縮小率が、のちに関わってくるので、バランスのよいところを見つけて制作に入ってほしい。
今回は、ナビゲーションに対し、10倍の大きさでズーム用イメージを表示させることを想定している。

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使用するシンボル間の比率

vol20の作品との違いは、細かな部分を除けば、ズーム用イメージがドラッグエリアの内部にある部分と、画面をプレスしたときだけ表示される部分だ。
ちょっとした仕組みの違いでガラッと変わったインターフェイスを制作できることに注目してほしい。
それでは、次回から制作に入っていこう。
VOL.28 [ IMG Explore 3 : ズーム2(1) ] 終わり