映画やプロモーションビデオ、番組のオープニングなど、日常目にするプロの映像。そんな目を見張る映像を自分でも作ってみたいな、と思ったら早速家のPCでやってみよう。 
                                    そこで作った映像は、インターネット、クラブ、巨大街頭ビジョン、家のビデオなど流すメディアに欠くことはなく、未来は広がるばかりだろう。そしてたまにはネタにつまって、行き詰まったりもするだろう。そんな時には散歩に行くか、ここを読もう。 | 
                                 
                                 
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                                              MOOK1 
                                                CycloneやVision 
                                                Questといった巨大クラブイベントやCartier, NIKE, 
                                                SonyなどのショウでもプレイするプロのVJ。Chilled 
                                                LoungeといったコアなパーティではDrum'n'BassのDJも努める。 
                                                 
                                                著書「Make 
                                                It Move!」  
                                                WEBSITE >> www.mook1.com 
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                                   -- まえがき --  
                                    もうすぐ夏だ。なかなか夜がこないのにあっという間に朝がくる夏。VJを終えてクラブを出ると鳩どころかセミが鳴いていて、疲れた身体にこれはきついと思う夏。気温も暑いが自分のテンションもつられて熱くなる。かの地アラスカでは、冬は昼がこないので自殺のレートが夏と比べて2倍に跳ね上がるそうだが、これはその逆。外に遊びに行きたい気持ちのレートが2倍に跳ね上がる。ああ今年は何をしよう・・と思っていたら終わってしまった去年のようにだけはしないようにしよう。 | 
                                 
                               
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                                    ※画像をクリックすると、ムービーが再生されます。 
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                                  VJはその歴史が浅いので仕事の依頼をうける場合にも、依頼内容は千差万別である。そこをあえて強引にだが分類してみると、おおまかに二つに分けることができる。 
                                     
                                    一つはMOOK1として依頼がきて、そこは作品というかライブパフォーマンスなので好きなようにやって欲しいといわれる場合。これは嬉しい。大きな声では言えないが、その喜びのレベルはギャラを度外視してもいいくらいだ。ただ自分の中身を思い切り出すことになるのでそういった意味では少し緊張する。 
                                     
                                    もう一つは、これにもレベルの差はあるが、何か素材をもらってそれで作った素材をベースにVJをやって欲しいという依頼。これは素材選択がある程度受動的であるため、そこに間違いはないのだが「こ、この素材で何をどうやって!?」というものを頂いてしまうことも多々ある。それでもやらなければならないのが仕事であり、逆に腕の見せ所でもある。そこから次の仕事につながったりもするので、そこは気合の入れどころではある。しかしVJの場合パッケージの映像製作とは違い、素材を事前にもらっていてもあくまでライブでのプレイであり、当日の現場までクライアントを含め誰もその映像を見たことがないということも多い。それだけに素材をくれた人の意図からまったく外れまくっているなどという失敗も十分ありえることで、この種の依頼もそういう観点ではスリリングである。今回は、もらった素材が生っぽすぎる場合や、ひとひねりいれないと使うには厳しいな、という素材の場合にどうしたかを4週にわたって書いていこう。 
                                     
                                    今週は前回の続きで2週にわたるものの2回目。 
                                    都内に新しくできた某シネマコンプレックスのオープニングレセプションの依頼を受けた時に、もらったのがロゴのみでテーマが宇宙だったので、いくつか作ったもののうちの一つを紹介する。 | 
                                 
                               
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                                        | 1.ロゴの配置 | 
                                       
                                       
                                        先週の続きとなる。ここで頂いたロゴを配置するのだが、冒頭の文章で「某シネマコンプレックス」と書いたのと同じ理由で、ここでは仮でArtArcのロゴを使用する。 
                                          実際に使用したロゴに関しても、そんなに大袈裟にすごくもしょぼくもなく、まあこんな感じである。どうしてもどんなロゴかをみたい人は都内の最近できたシネマコンプレックスに行ってみよう。 
                                          ここでは新規平面からエフェクトの「テキスト」でArtArcの文字をつくり、3Dスイッチを入れたらカメラも追加してみる。 | 
                                       
                                       
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                                          テキストを起こして 
                                           
                                            
                                           
                                          タイムレイアウトに配置 | 
                                       
                                     
                                   | 
                                 
                               
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