vjの映像
映画やプロモーションビデオ、番組のオープニングなど、日常目にするプロの映像。そんな目を見張る映像を自分でも作ってみたいな、と思ったら早速家のPCでやってみよう。
そこで作った映像は、インターネット、クラブ、巨大街頭ビジョン、家のビデオなど流すメディアに欠くことはなく、未来は広がるばかりだろう。そしてたまにはネタにつまって、行き詰まったりもするだろう。そんな時には散歩に行くか、ここを読もう。
mook1 MOOK1
Vision QuestやageHaといった巨大クラブイベントやブランドや車メーカーなどのショウでもプレイするプロのVJ。
WEBSITE >> www.mook1.com
■バックナンバーへ
■Start up VJ その3

■Start up VJ その4

 -- まえがき --
 以前雑誌に連載をしていたものをまとめた本「Make It Move!」を出しました。ここの連載と同じようなものがたくさんつまっているのでまだの人は是非一度。
  そして今度それのDVD版も出ました。これは本に入っている素材のフルサイズバージョンと新たに2つのオリジナル作品が入ったもの。基本的に権利は放棄している、というかすべて著作権フリーなのでVJや映像制作に好きに使ってもOK。
  タイトルは「MOOK1Substance」。DVDブックなのではじめの数十ページは立ち読みできる仕組みで、それを見て「おっいいじゃん」と思ったらそこで家に持ち帰って映像ゲットで。

■感情や状況を映像で伝える(1)オーラ
▲クリックすると今回のサンプル ムービーを
再生します

 伝えたくてもなかなか伝わりにくいのが感情である。足の小指を柱などにぶつけるととても痛い。この痛みは皆人生どこかで経験してきているので他の人も「ああ、それは痛いよね」と分かってくれるのだが、ひじをぶつけた場合などあまり痛そうに見えない時は皆あまり分かってくれず、自分的には「本当に痛いんだからもうちょっと同情して欲しい」などと思い、ちょっと大げさに痛がってみたり、うなってみたりしながら痛みを相手にアピールしなければならないこともある。それ以外にも例えば大好きな人に別れを告げられた時に「こんなに好きなのにどうして分かってくれないの」などというセリフも、根本的にそういう問題ではないにせよとりあえず言ってみたくなるように、感情や雰囲気を伝えるというのは本能に従った大事ではあるが難しい行為だ。

 エンターテイメントの世界でいうと「色とりどりの世界」や「沈黙」など映像や音楽では表せても活字などではそれなりの手法をとらないとその空間や緊張感、雰囲気は伝えづらいことがあり、そしてその逆で「主人公はその時大きな不安を抱えていた」とか「○○は嬉しくも悲しい複雑な感情であった」など活字では説明できても映像や音楽で伝えることが困難なこともある。そういった場合はその感情や雰囲気を象徴するような映像などを映すと不安や喜びのイメージが無意識に伝わったりする。ここでは2回に渡ってフロアなどで伝えたいそんな感情や状況を映像で表す手法を幾つかやってみよう。今回はその1回目「オーラ」だ

1.球体から出る光

 今回は回る球体から光の粒が周りに放出される感じのものを一つ作ってみるので、まず元になる球体に入る文字を作ってみる。新規平面にテキストエフェクトで何か文字を書いてみる。これは文字でなくても何か発光体と同じサイズになるようなものであればなんでもよいだろう。

capture

capture

▲ここから光がほとばしる

2.壊す

 1で作ったレイヤーをコピー&ペーストしてそのうちの一つにFEのPixel Pollyをかけて破裂するようにしてみよう。それができたらそのレイヤーをもう一度コピー&ペーストしてその二つをプリコンポーズでまとめる。まとめられたコンポジションを見て二つのPixel Pollyの設定値を少しずらす。これによって粒子の散らばり方に深みがでる。

capture
capture
スピードはゆっくりめで1.5位、
重力(gravity)はプラスでもマイナスでも0.1程度にしておこう

[ NEXT→]