Flash術
Flashでサイトを制作する。これが当たり前のようになってきた。最近のブロードバンド化により、通信環境に対する問題が軽減され、今までHTMLベースでやってきたことがFlashにシフトし、より豊かな表現が可能になってきたのだ。表現の幅は確実に広がっている。オリジナリティあふれる表現を見つけだそう。
fujimaki 藤牧 篤   ATSUSHI FUJIMAKI
Web制作会社にてデザイナーとして経験を積む。
2001年、フリーで活動を開始し、現在、NON-GRIDにてアートディレクションから制作までをこなす。


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■VOL.63 [MX tech 3 : ラインを作成する(1)]

■VOL.64 [MX tech 3 : ラインを作成する(2)]

VOL.65 [ MX tech 3 :ラインを作成する(3) ]

 今回は、ラインを描画する機能をもう一つ紹介する。曲線を描くアクションだ。「curveTo」というアクションを使用するが、「lineTo」とちがい曲線の湾曲具合を決めるポイントが必要になってくる。思い描いた曲線にするにはちょっと馴れが必要かもしれない。

1. 基本設定

 今回使用する「curveTo」の設定方法を説明していこう。
まずはラインを描画しはじめる最初のポイントを決める。次に、そこから次の描画ポイントを「curveTo」を使い決めていく。図にあるABポイントがそれにあたるわけだが、XYポイントの値が曲線の形を決めていく。

capture

値の関係

2. アクションの設定

 今回は、特に必要なパーツもない。アクションだけで絵が描ける仕組みだ。
 新規でファイルを開き、図のようなアクションを設定する。「engine」というムービークリップを作成し、それをスタートポイントとし、
「curveTo」を設定した分だけ曲線がどんどん結ばれていく。

capture

アクションの設定

曲線の形はプレビューしながら、確認しよう。