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DTP by Yuko Fukuma
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 文字などが入った紙面を作る際、最近ではIn Designを使う人もいると思いますが、まだ大多数の人が「Illustrator」か「QuarkXPress」を使って製作していると思います。
  で、一体この2つのソフトはどっちがより使いやすいのか?と質問される事があるのですが、結果から言うとどちらでも良いと答えてしまいます。どちらも長所、短所があり私の場合は、作るものによってより機能を生かせる方を選択して使い分けています。

 例えばフライヤーやDM、ハガキ、ポスターのように1枚ものや3つ折り、蛇腹折りといった折り加工が必要なものなどはIllustratorを使い、雑誌や書籍のようにページ数が多いものはQuarkを使います。

 Illustratorは曲線を描く時など、手作業の感覚により近く、自由度が高いように思います。QuarkXPressはページ数が多いものでも比較的作成したデータが軽く、また入稿時「出力ファイルの収集」という機能を使うと使用している画像データなどをいっぺんに集める事ができ、スムーズに入稿する事ができます。

 普段使い慣れている物の方がやりやすいというは確かにありますが、どちらも利点を知った上で使いわけていけばより作業時間の短縮になるのではないでしょうか?
  そこで今回は「Illustrator」と「Quark」両方使って同じものを作り、それぞれの機能を比較してみたいと思います。

あなたは「Illustrator」派? それとも「Quark」派?

 これはある航空会社でハワイのキャンペーンを行った時に作った小冊子で、ここから見開き2ページを抜粋し、IllustratorとQuarkをそれぞれ使って データを作成していきます。

サイズ A5縦(145mm×195mm)/4C/中綴じ
*レイアウト、色などは実際の物と多少異なります。

1: 書類設定

 まず書類設定を行う。

 
★Illustratorの書類設定
これから作るページサイズよりも大きい任意のサイズの書類を設定し、そこにページサイズ290mm(145mm+145mm)×195mmの長方形描き、トンボをつくる。マージンガイド用として「小口10mm、天地10mmづつ」の長方形をつくる。センター位置に罫と「ノド12mm」づつとった罫をひき、これらを選択して「コマンド+5」でガイドを作成する。

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▲トンボは長方形を選択して「フィルタ→クリエイト→トリムマーク」できる。

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▲マージンガイドを作る時は長方形を同位置にコピーし、
変形で始点をセンターに合わせて数字を入力すれば良い。
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↑ これで書類設定ができた。

 

★Quarkの書類設定
 Quarkの場合はトンボは自動で出力されるので自分で作る必要はない。「新規→ドキュメント」でページサイズ、マージンを入力する。
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▲このように入力する。見開きの場合は「見開きチェックボタン」にチェックしておく。

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▲レイアウトパレットでドラッグするとページが追加できる。
これで書類設定ができた。


2: 左ページに写真を配置する

左ページは写真を断ち落しで使用する。

★Illustrator
 使用する写真を配置し、ページ+断つ代3mmづつ足した長方形でマスクする。

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▲写真を配置は「ファイル→配置」で使用する写真を選ぶ。

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▲マスクは長方形と写真を選択し。「コマンド+7」でできる。 トリミングを調整すれば左ページに写真が配置された。


★Quark
 画像ボックスを選択し、ページ+断つ代3mmづつ足した長方形を描き、配置する。配置されたら画像を呼び込む。

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▲編集ツールで画像ボックスを選択し「コマンド+E」で写真を呼び込む。トリミングを調整すれば左ページに写真が配置された。

次回右ページを作っていきます。

writer:Yuko Fukuma
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