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DTP by Yuko Fukuma
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あなたは「Illustrator」派? それとも「Quark」派?

 これはある航空会社でハワイのキャンペーンを行った時に作った小冊子で、
ここから見開き2ページを抜粋し、IllustratorとQuarkをそれぞれ使ってデータを作成していきます。
  前回まででレイアウト作業が終わったので残り2回で最後の仕上げ、入稿作業についてそれぞれ比較してみたいと思います。

sample
サイズ A5縦(145mm×195mm)/4C/中綴じ
*レイアウト、色などは実際の物と多少異なります。

1: 入稿に必要なものとは?

 印刷所に入稿する時に必要なものは、

  1. 出力見本
  2. 指示書(データ仕様明細書)
  3. 写真などを使用している場合は、ポジや反射原稿などの写真
  4. レイアウトデータ

など。1の出力見本には、この後製版作業の人が分かるように写真の合番や指示を赤字で書き込む。2の指示書は大体の印刷所がフォーマットを持っているのでそれに従って書き込んでいけば良い。これには使用しているシステム、アプリケーションの他、フォントなども書き込むようになっている。デザイナーが使っているMACの環境は様々なので、この指示書によって誰でも一目で分かるようになっている。3は印刷所に製版せず完全データの場合は必要ない。写真以外にもイラストなどの版下原稿がある場合も同様に添付する。4は作成したデータを保存したMOなど。それではこれらを全て用意してみましょう。

 

2: 使用しているフォントを調べる

 (1)のように入稿する指示書には使用しているフォントを書きこまなければならない。今回は2ページ分だけなのでわざわざ調べなくても覚えているかもしれないが、これが雑誌や書籍などのように100ページを超えるものになってくると、全て覚えておくというのもかなり難しいと思う。また文字にスペースを入れた時など無意識のうちに印刷では使えないフォント(OSAKAや細明朝など)がデータ上に含まれてしまっている事もあり出力エラーの原因になるので、入稿時には必ず調べてから指示書に書き込むようにしよう。

★Illustrator
 Illustratorでは(ファイル→書類情報)で様々な情報を見る事ができる。ここでフォントを選択すると、この書類上で使われている全てのフォントの一覧が表示される。

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★Quark
 Quarkでは(補助→フォント使用状況)を選択すれば使用しているフォントの一覧が表示される。またそれぞれのフォントがどこで使用されているかも、フォントを選択して検索ボタンを押すと調べる事ができる。

capture capture

capture

capture

▲「Cooper Black」というフォントを検索すると、ファイル上で使用している箇所を順番に表示してくれる。もしここでフォントを変えたくなったら、右側にあるボックスに変更したいフォントを指定し、「置換」ボタンを押すと表示されている部分のフォントを簡単に置き換える事ができるので、編集するにはとても便利な機能だ。また「全て置換」を押すと、このファイルで使用している全ての「Cooper Black」のフォントを一括で置き換える事もできて、ページ数が多い時にはとても便利だ。

 

3: 出力しよう

 指示書を記載できたら、出力見本としてプリントアウトをする。ぺージ数が少ない時はどちらも同じような作業量だが、ページ数が多くなると、llustratorの場合は見開き事にファイルを開いてプリントアウトするか、同一ファイル上にあった場合でも印刷範囲を設定し直さなければならない。これは結構な手間になる。その点Quarkの場合は一度指示をすれば、同ファイル上にあるページは全ていっぺんに出力する事ができる。また偶数ページ、奇数ページ、や特定のページ指定もできるので不要なページを省く事もできる。

 

次回でこのシリーズは終わりです。出力見本の書き方、データのまとめかたをやります。

writer:Yuko Fukuma
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